前菜 Antipasto

ムール貝とイタリア料理 ~数えきれない多様なレシピ~

ムール貝とイタリア料理

ここのところ天気はどんより。

にもかかわらず、じっとりとにじんでくる汗に不快指数はマックス。

おまけに、上司にちくり、と言われたりした日には、もう、なんか嫌なことばっか。

こうなったら、うっとうしい気分をふっとばしてくれる食事が必要。

例えば、日が沈んできた夕方のテラスで、きんきんに冷えた白ワインに、新鮮なムール貝。

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アロスティチーニとは?~アブルッツォの「羊の串焼き」はひと味ちがう~

アロスティチーニの作り方

イタリアの中南部に位置するアブルッツォ州の郷土料理「アロスティチーニ」が知名度を上げつつある。

きっかけは、庶民の味方「サイゼリヤ」の大ヒットメニューとして君臨したこと。魔法のスパイスとの相乗効果で売り切れ続出。

それまでは羊の串焼きにそんな料理名があることなんて知らなかったよね。しかも、名前がすんごく覚えにくい。

たかが串焼き、と思いきや、そこはイタリアン。

作り方、食べ方、合わせるワインまでこだわりがいっぱい詰まってたんだ!

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カルピオーネとは? ~イタリア版の南蛮漬けを整理整頓~

「イタリア版の南蛮漬けです」

って説明するたびに、何かもやもやする…。

南蛮漬けに対するイメージって、自分も相手もなんかぼやっと持っていて、その場では何とかなってるんだけど

目のまえにある「イタリア版の南蛮漬け」にたいして、しっくりこない。

相手と同じ気持ちを「ぴたっ」と共有できてないような気がする。

何でかっていうと、自分が分かってないから。「イタリア版の南蛮漬け」の正体を。

分かってしまえば、なーんだ。簡単。

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アランチーニとは?~ シチリアに2種類ある「小さなオレンジ」~

アランチーニとは?

そういえば、学生の頃に人気があったイタリア料理のチェーン店にライスコロッケっていうメニューがあった。

数年後、個人経営のイタリア料理店でシェフが作っているのを見たのが2回目。

これがシチリアでド定番のお惣菜だと知ったのはもっと後のこと。

アランチーノ

グリーンピース入りのミートソースをまぜたリゾットを円錐型または球形に成形し、パン粉をまぶして揚げたもの。中にモッツァレッラを包んだものもある。複数形はアランチーニ。

『イタリア料理検定教本 2019年度版』料理出版

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バーニャカウダとは?~山を越えてやってきたアンチョビと、ピエモンテとの出会い~

バーニャカウダとは?

日本でもすっかり定着したバーニャカウダ。あれ、バーニャカウダってどこの料理だったっけ⁇

ピエモンテ州の伝統料理

ニンニクとアンチョビとオリーブオイルをペースト状のソースにして、陶器製のバーニャカウダポットでソースを温めながら、生野菜をディップしていただく。

『イタリア料理検定教本2019年度』料理出版

そうそう、ピエモンテ州。

………………で⁇ 

意外と君のこと説明できないね。

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